共働きでそこそこ収入はあるはずなのに、全然お金が貯まらない!
こんなお悩みはありませんか?
わが家は40代共働きで2児を持つ4人家族ですが、わが家が実践している家計管理の方法と実際の年間貯蓄額をブログで公開します。
最後までお読みいただければ貯金を増やす糸口がきっと見つかるはずです。
この記事を読んでわかること
- 共働きの収入は多いはずなのに、なぜ貯金できないのか?
- 共働きの一般的な家計管理方法3つ
- わが家が実践している家計管理方法
- 家計簿は面倒?家計簿アプリを活用しよう!
- わが家のリアルな年間貯蓄額
わが家の家族構成は以下のとおりです。
わが家の家族構成
- 私(はまかぜ):40代前半。週6日勤務。
- 妻:40代前半。週4日勤務。
- 息子:小学1年生
- 娘:幼稚園児(年長)
収入は多いはずなのに、なぜ貯金できないのか?
共働きの場合、ダブルインカムで収入は多くなります。
それなのに思ったほど貯蓄できていないのは、以下のような理由が考えられます。
よって貯蓄できるようにするためには、まずは夫婦間で互いの貯蓄状況を把握し合い、「何にどのくらいのお金を使ったのか」をデータ化するなどして見えるようにしておくことが大事です。
共働きの一般的な家計管理方法3つ
貯蓄のためには家計管理が重要です。
家計管理の方法としていろいろな分類がありますが、例えば
- 夫婦共通財布
- 夫婦別財布
- 夫婦片方負担財布
のような3つの分類があります。
夫婦共通財布
夫婦共通財布とは、夫婦共通の口座を作ってそこへ毎月決めた金額を入金し、全ての支払いを行う方法のことです。
夫婦共通財布のメリットとデメリットをまとめました。
- 共通口座からすべての支払いを行うため不公平感がない
- 収入・支出・貯蓄額が見えやすい
- おこづかい制ではないので各個人の自由に使えるお金が増える
- 夫婦共有名義の口座は作れないので、夫婦個人名義でバランス良く運用が必要
- おこづかい制ではないので各個人の自由なお金はつい使ってしまいがち
夫婦別財布
夫婦別財布とは、夫婦それぞれの口座から「夫は家賃や光熱費」「妻は食費」など費目ごとに分担して支払う方法のことです。
夫婦別財布のメリットとデメリットをまとめました。
- 夫の給与収入が多い場合は夫の口座から固定費を出す、妻がよく買い物へ行く場合は妻の口座から食費や日用品費を出すなど、費目別に管理しやすい
- 収入・支出が見えやすい
- 固定費は大きいが食費は少ないなど、費目別の支出に偏りがあると不公平感が出る
- 夫婦それぞれで家計管理するため収支や貯蓄額の全体像が見えにくい。思ったより貯蓄できてなかった、ということもある。
夫婦片方負担財布
夫婦片方負担財布とは、夫婦いずれかの口座から全ての入出金を行い、もう片方は全て貯蓄に回す方法のことです。
夫婦片方負担財布のメリットとデメリットをまとめました。
- 支出の口座と貯蓄の口座を分けられるので、貯蓄額が把握できやすい
- 夫婦の収入差が大きい場合や片方の収入でやりくりできる場合に適している
- 例えば夫の口座から全額支出する場合は夫の負担感・不公平感が大きい
わが家が実践している家計管理方法
家計管理の方法には3つあるとお伝えしましたが、それぞれメリットとデメリットがあります。
どれが一番良いのかはご夫婦の収入差や考え方によって変わってきますので、夫婦間でよく話し合って選ぶことがもっとも大切です。
相談の結果、わが家は夫婦共通財布を採用しました。
夫婦それぞれの収入から一定の割合を決めて共通口座に振り込んで、すべての支出を賄えば不公平感がないのはメリットと判断したからです。
デメリットはやはり、共通口座に入れる以外のお金は自由に使えるのでお互い個人の口座にいくらあるかがわからない点です。
妻にどのくらい貯金しているのか聞いてみたのですが、拒否されました。私は打ち明けたのに!
そしてもう1点注意が必要なのが、共有名義の口座は作れないことです。
必ず夫婦いずれかの名義で口座を作り、それを共通口座として運用するしかありません。
わが家は当初、妻名義の銀行口座を共通口座として用意し、夫婦それぞれの給与を毎月振り込んでいました。
ところがマイホームを建てるときに問題発生!
土地と建物それぞれ共有名義とする際に、このままだと私(夫)名義の口座の額が少ないことになり、例えば1/2ずつ出し合って共有名義で登記しようとすると妻から私への贈与があったと見なされる恐れがあったのです。
慌てて私名義の共通口座も作って私はその口座へ集中入金することで対処できました。
現在は、私の給与は8割を私名義の共通口座へ、妻の給与は同じく8割を妻名義の共通口座へ振り込んで、すべての生活費を適度に振り分けて支出しています。夫婦別財布のように見えますが、共有財産という認識です。
共通財布の口座は夫婦それぞれの名義でひとつずつ用意するようにしましょう。
家計簿は面倒?家計簿アプリを活用しよう!
家計簿は収入や支出額を知るために行うものですが、ある程度収支が把握できて貯蓄できているのであれば必ずしもつける必要はないと思います。
私は家計簿をつけるのが割と好きで苦ではないし、細かくデータ化すれば振り返りもできるので続けています。
ほとんど趣味の世界です・・・。
逆に妻は家計簿をつけるのが大嫌い派。
それでも資産の見える化や貯蓄のために、協力してもらわなければなりません。
そこで私たちは家計簿アプリを利用することにしました。
家計簿アプリにはマネーフォワードやZaim、MoneyTreeなど多数ありますが、わが家が6年以上愛用しているのがZaim(基本は無料で使用可能)です。
Zaim - お金が貯まる人気家計簿(かけいぼ)
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Zaimには以下のような特徴があります。
Zaimの特徴
- いつでもどこでも家計簿が見られる
- データ入力だけで収支をかんたんにグラフ化
- 銀行・カード連携機能で入力を自動化
- レシート読み取り機能で入力を簡素化
特に一番重宝しているのが夫婦それぞれのスマホに入れることで家計簿を共有できる点です。
Zaimアプリの残高をタップすれば総残高や各口座の残高をひと目で把握することができます。
総残高の推移も確認できますが、無料版では1か月分しか確認できないのが残念です。
それでも現在の貯蓄状況を夫婦間で情報共有できるので非常に有用です。
わが家のリアルな年間貯蓄額
最後に2021年の収支を公開します。
口座間の資金移動を行っており見づらいですが、2021年は1年間で約513万円の貯蓄に成功しました。
このように家計簿アプリを利用すれば手間を減らして資産を見える化し、貯蓄に繋げることができます。
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