ジュニアNISA 資産運用

SBI証券でのジュニアNISAの買い方。投資信託を例にブログで解説!

【初心者必見】SBI証券でのジュニアNISAの買い方アイキャッチ画像
りん

ジュニアNISAを始めようとSBI証券で口座は開いたけど、何をどう買えばいいかわからない......。

このようなお悩みはありませんか?

今回はSBI証券でジュニアNISAを運用している筆者が、SBI証券でのジュニアNISAの買い方について投資信託を例にブログで解説します。

この記事を読めば、あなたも迷うことなくジュニアNISAで投資信託を買って運用できますよ。

投資版この記事を書いた人

この記事はこんな人におすすめ

  • これからジュニアNISAを始める人
  • SBI証券でジュニアNISAの買い方を知りたい人

この記事を読んでわかること

  • ジュニアNISAの概要
  • SBI証券のジュニアNISAで投資信託を買う方法
  • ジュニアNISA注文設定の確認方法

「まだSBI証券の口座を持っていない」

「SBI証券のジュニアNISA口座は作ったが、入金方法がわからない」

というあなたは、以下の記事をご覧ください。

>>【SBI証券】ジュニアNISA口座を開設し入金する方法と注意点を画像つきで解説

はじめにージュニアNISAについて

2014年からスタートしたNISA(少額投資非課税制度)は20歳以上を対象としていましたが、2016年度から0-19歳を対象としたジュニアNISAが始まりました。

ジュニアNISAとは

2016年度から始まった未成年者を対象とした少額投資非課税制度です。

未成年者(0~19歳)を対象に、年間80万円分の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。(出典:金融庁

成人年齢の引き下げに伴い、2023年は0~17歳までが未成年者となりジュニアNISAの対象となります。

しかしジュニアNISAは2023年末で廃止が決定されています。これにより、原則18歳までは投資資金を引き出しすることは不可能だったのが2024年以降は年齢によらずいつでも引き出し可能となりました。

詳細は金融庁のジュニアNISAの概要をご覧ください。

SBI証券のジュニアNISAで投資信託を買う方法

SBI証券のジュニアNISAで投資信託を買う方法について解説します。

ジュニアNISAでは「国内株式」「投資信託」「外国株式」の大きく3つから注文可能ですが、投資初心者におすすめな「投資信託」にしぼります。

購入する投資信託の例として、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を買ってみましょう。

ジュニアNISAで投資するのは初めてなら、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)というインデックスファンドの商品(銘柄) がオススメです。

全世界株式がオススメな理由

  • eMAXIS Slimシリーズは業界最低水準の低コストを目指すファンド
  • eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)1本で日本を含む全世界の株式に広く分散投資できる
  • 株式市場の変化に応じて銘柄を自動的に入れ替えてくれるので調整(リバランス)が不要

「インデックスファンドってなに?」

というあなたは、【初心者向け】つみたてNISAのおすすめ商品をご覧ください。

ステップ1:投資信託の銘柄をさがす

トップページ上部の青いメニューバーから①「投信」→「銘柄検索・取扱一覧」の順にクリックします。

SBI証券投信トップ画像
出典:SBI証券

ステップ2:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)をえらぶ

2,600件以上の検索結果が表示されますが、ジュニアNISAで注文できるのは紫色の「NISA」アイコンがついているものだけです。

SBI証券銘柄一覧画像
出典:SBI証券

つみたてNISAに比べるとずいぶん選択肢が広いのね!

りん
はまかぜ

コストやリスクの高いものも含まれるので注意が必要だよ。

投資初心者は今回紹介するeMAXIS Slim全世界株式など、つみたてNISAにも対応している商品から選ぼうね。

りん

販売金額ランキング順に表示されるので、三菱UFJ国際ーeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)をクリックします。

はまかぜ

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は人気商品なので常にランキング上位に表示されているはずです。

SBI証券銘柄一覧画像
出典:SBI証券

ステップ3:積立買付する

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の詳細が表示されるので、「積立買付」ボタンをクリックします。

SBI証券全世界株式トップ画像
出典:SBI証券

ステップ4:積立する金額やコースなどを入力

積立設定の入力内容画面に遷移するので以下のとおり入力し、最後に「次へ」ボタンをクリックします。

入力手順

  • 決済方法:現金を選択(クレジットカード決済は不可能)
  • 預り区分:(ジュニアNISA口座)NISA NISA枠ぎりぎり注文にチェック
  • 積立金額:100円以上の任意の金額を入力
  • 積立コースと申込設定日:毎月がオススメ。申込設定日は任意の日付でOK。
  • ボーナス月の積立設定:設定しない

預り区分の項目では必ず(ジュニアNISA口座)NISAを選択してください。
他を選ぶと運用益に課税されます。

SBI証券全世界株式入力内容画像
出典:SBI証券

ワンポイントアドバイス

筆者はジュニアNISAの非課税枠80万円/年をフルに活用するため毎月66,667円を積み立てる設定にしました。

これだと4円余ってしまいますが、「NISA枠ぎりぎり注文」を選択しておくことで最終月の12月は自動的に66,663円に減らして注文され満額80万円を使い切ることができます。

ジュニアNISAは一度に80万円買う一括投資もできるんでしょ?

りん
はまかぜ

そうだね。次の番外編で解説するよ。

番外編:購入方法は一括投資か?積立投資か?

ジュニアNISAに限った話ではありませんが、投資信託の購入方法には一度で大きな金額をまとめて買う一括投資と、毎月(あるいは毎日)一定の金額を少しずつ買い続ける積立投資と大きく分けて2つの方法があります。

投資信託の購入方法は一括投資がいいのでしょうか、それとも積立投資の方がいいのでしょうか?

はまかぜ

以下にまとめました。

投資方法は一括?積立?

一般的には以下のとおり、それぞれメリット・デメリットがあります。

一括投資

  • 短期間で大きなリターン(利益)をねらえる
  • 投資コストが小さい
  • 買うタイミングをねらうのが難しい
  • 相場によっては大きく損する場合もありうる(積立投資よりリスクが高い)
  • ある程度まとまった資金が必要

積立投資

  • 少額から始められる
  • 株価が安い時に多く購入でき、高い時は少なく購入できる
  • 短期間で大きなリターン(利益)を出すのは難しい
  • 投資コストが大きい

くわしくは以下の別記事をご覧ください。

>>【買う前に待って!】投資信託は積立投資と一括投資どっちがいい?

筆者が積立投資を選んだ理由

筆者がジュニアNISAで投資信託を購入するにあたり、投資方法として積立投資を選んだ理由は以下の2つです。

積立投資を選んだ理由

  • 投資歴が浅い初心者であり、投資で損するのが怖い
  • 子どもの教育資金を増やすのが目的であり、リスクを少なくし無難に増やしたい

株価が上昇相場であれば問題ありませんが、実際の相場というものは株価が上がり下がりするものです。

インデックスファンドを選ぶ前にリスク許容度を知っておこうでも説明しましたが、例えば

80万円の一括投資後に大暴落が起きて40万円に減った時に、精神的に耐えられるか?

を考えればわかりやすいと思います。

コロナショックでは短期間で株価が急回復したのでまだ良かったですが、リーマンショックのように1年以上も株価が元の水準に戻らなかったとしたらどうでしょうか?

株価が戻らない間、ずっと購入銘柄を保有し続ける勇気がありますか?

はまかぜ

子どもの教育資金を増やす目的で始めたのに、結局は資金が減ってしまったら元も子もありません。

一般的に積立投資は一括投資よりも損をするリスクが少ないという話であり、積立投資だから100%安全というわけではありません。
投資は元本保証されておらず、積立投資でも元本割れするリスクはあります。

なおジュニアNISAは投資可能期間が2023年末までとなっています。

2024年以降はいつでも非課税で引き出し可能なので、「すぐにまとまったお金が欲しい!」という方は一括投資の方が良いです。

ステップ5:目論見書などを確認する

積立設定の入力内容画面で「次へ」ボタンを押すと「目論見書のご確認」画面が表示されます。

目論見書とは、購入しようとしている投資信託ついて投資判断に必要な重要事項を説明をした書類のことです。
投資信託に関する重要事項説明書とも言えますね。

SBI証券目論見書の確認画像
出典:SBI証券

以下の項目を確認、同意の上で「確認画面へ」ボタンをクリックしてください。

確認事項

  • 買付手数料:なし
  • 信託報酬:0.1144%以内
  • 信託財産留保額:なし
  • 目論見書補完書面
  • 目論見書
  • ページ最下部のご注意事項

信託報酬とは、投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のことです。

ステップ6:積立設定内容を確認し設定する

「設定内容のご確認」画面が表示されます。

積立設定の内容を確認し間違いがなければ、ページ下部の取引パスワードを入力し「設定する」ボタンをクリックして下さい。

預り区分がNISA(ジュニアNISA口座)になっているか今いちど確認しておきましょう。

SBI証券積立設定最終確認画像
出典:SBI証券
はまかぜ

以上でeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の注文は完了です。

お疲れさま。

りん

ジュニアNISAの積立設定を確認する方法

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の注文が完了したら、きちんと注文できているか確認しましょう。

積立注文の完了後、「積立設定を受付致しました。」という画面になります。

「現在の積立設定を確認する場合はこちら」ボタンをクリックしましょう。

SBI証券ジュニアNISA積立設定確認への画像
出典:SBI証券

投信(積立買付)の項目に「積立設定一覧」が表示されます。

1ヶ月あたりの積立金額の概算、1年あたりの積立金額の概算、次回発注予定日、発注金額を確認しておきましょう。

SBI証券積立設定一覧画像
出典:SBI証券

「積立設定一覧」の下には「設定銘柄一覧」が表示されています。

SBI証券設定銘柄一覧画像
出典:SBI証券

設定銘柄一覧では、以下の項目を必ず確認しておきましょう。

  • NISA(ジュニアNISA)になっているか?
  • 購入する銘柄はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)になっているか?
  • 積立コースは毎月になっているか?
  • 積立金額はいくらか?
  • NISA枠ぎりぎり注文に設定しているか?
  • 申込設定日(積立発注日)はいつにしたか?

変更を行いたい場合は、変更・追加を行いたい銘柄の右側にある青い「変更・追加」ボタンをクリックします。

「変更と追加」という画面があらわれるので「設定の変更」ボタンをクリックしましょう。

SBI証券設定の変更・追加画像
出典:SBI証券

補足:トップページからの確認方法

①「取引」→②「投資信託」→③「投信(積立買付)」の順にクリックすることでも確認できます。

SBI証券投信積立買付確認画像
出典:SBI証券

以上、SBI証券でのジュニアNISAの買い方について投資信託を例に解説しました。

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