「個人ブログ向けレンタルサーバーの選び方のコツとおすすめを教えて欲しい!」
このようなお悩みにお答えします。
個人がWordPressでブログを始めるためには、レンタルサーバーの契約が必要です。
ただレンタルサーバーの会社は数多くありすぎて、どれを選べばいいのか迷いますよね。
そこで今回は個人ブログ向けにレンタルサーバー選びのコツ9選とおすすめの人気レンタルサーバー4つを徹底解説します。
とくにレンタルサーバーの選び方は重要です。
選び方のコツを知っておかないと、毎月1,000円程度の損をすることになります。
この記事を読めば、あなたにピッタリなレンタルサーバーが見つかりますよ。
レンタルサーバーの選び方のコツ9つ
WordPressでブログを書くのにピッタリなレンタルサーバーを選ぶうえで押さえておきたいポイントは以下の9つです。
アクセスが集中してもサーバーが落ちないか
ブログで収益を上げるためには、「より多くの人に見てもらう=アクセスを増やす」必要があります。
しかしせっかく多くのアクセスを集めても、土台のサーバーが処理能力を超えて落ちてブログが見られなくなれば台無しです。
処理能力が高くて多人数のアクセスにも耐えられる安定したサーバーを選ぶためには、転送量が多いかどうかを見ましょう。
転送量とは、ネットワークを通じて送受信された文字や画像、動画などのデータの合計量のことです。
例えば1枚1MBの画像をサーバーに保存したとします。
その画像を100人が1回ずつ表示(100PV=ページビュー)したとすると転送量は1×100×1=100MBとなります。
例えば転送量600GB=60万MB/日とのサーバーだと、1ページ1MBのページであれば60万回=60万PV/日までOKになります。
1ページ5MBとしても1日12万PV。初心者には十分すぎるほどです。
最近は転送量の上限を撤廃するサーバーが増えています。
後述の筆者がおすすめするレンタルサーバー4つは転送量無制限です。
他に同時アクセス数=Webサイトを同時に見る人数の上限についても見ておく必要があります。
同時アクセス数の上限を公表しているサーバーは少ないですが、サーバーのメモリやvCPU(仮想CPU)が大きいほど大量アクセスに耐えられます。
メモリやvCPUが大きいサーバーを選びましょう。
ページの表示速度が早いか
読者が快適に閲覧できるためには、各ページがストレスなく表示されることが重要です。
例えばConoHa WING(コノハウイング)は
- 高性能サーバー
- Web表示高速化
- PHP8対応
で国内最速No.1とうたっています。
当サイトはConoHa WINGを使用していますが、スマホでもストレスなく閲覧できます。
WordPressをかんたんに導入できるか
WordPressは本来サーバーへの導入に手間がかかります。
したがって「WordPressかんたん導入機能」が備わっていてボタンを数回押すだけで簡単に導入できるレンタルサーバーを選びましょう。
おすすめのレンタルサーバー4つはすべてWordPressかんたん導入機能がついています。
セキュリティがしっかりしているか
ブログを運営する上で大事なことのひとつがセキュリティ対策です。
セキュリティ対策のひとつにSSLというものがありますが、SSL化が無料でできるサーバーを選びましょう。
SSL(Secure Sockets Layer)とは、Webサイトとそのサイトを閲覧しているユーザとのやり取り(通信)を暗号化するための仕組みのことです。
GoogleはWebサイト全体の通信を暗号化(https化)することを推奨しています。
バックアップ機能がついているか
WordPressは非常に多機能でカスタマイズも可能ですが、やり方を間違えると最悪ページが真っ白になり使えなくなることがあります。
そんな場合にレンタルサーバー側が自動でバックアップを取っていてくれれば、復旧することができます。
大切なデータを守るためには、「自動バックアップ機能」の有無に注目しましょう。
後半で紹介するおすすめのレンタルサーバー4つは、いずれも14日間の自動バックアップ機能が無料でつきます。
もしWordPressの画面が真っ白になったときは、WordPressの編集画面が真っ白になる原因6つと対処法7つをご覧ください。
複数のサイトが運営できるか
最初はひとつのブログで運営していても、将来的にジャンルを変えて新たなブログを立ち上げたいという場合に備えて、複数のブログを運営できるサーバーを選びましょう。
複数のブログを運営できるかどうかを見るポイントはMySQLというデータベースの数です。
例えばXserver(エックスサーバー)ではデータベースのMySQLは無制限となっており、WordPressは無制限に作ることができます。
独自ドメインも同時に取得可能か
ドメインとは、インターネット上の住所のようなものです。
例:google.com、yahoo.co.jp
独自ドメインとは、ユーザーが独自で名前を決めて自分の好きなように利用できるドメインのことです。
例:hamakaze-blog.com
WordPress(=家)でブログを書くためにはサーバー(=土地)を借りるだけではなくて、ドメイン(=住所)を決めてお客さんに来てもらう必要があります。
サーバーを借りる際に独自ドメインも一緒に決められると一括管理できて便利なので、それが可能なサーバーを選びましょう。
サーバーの中には、独自ドメインとの同時申し込みで特定のドメインが契約中は永久無料としているところもあります。
ConoHa WING(コノハウイング)であればWINGパックの申し込みで特定の好きなドメインが2つまで永久無料です。
ドメインは単独でも取得できます。
有名なのは国内シェアNo.1のお名前.comで、1円から取得可能です。
お名前.comは空いているドメイン名を検索するときにも便利ですよ。
サポート体制が充実しているか
レンタルサーバーを契約してWordPressを使うためには、独自ドメイン(インターネット上の住所みたいなもの)の取得やサイトのSSL化(通信の暗号化)などの設定が必要です。
以上の設定はマニュアルを見ればわかります。
しかしわからない場合に備えてメールや電話、チャットによるサポートが充実している(夜間や土日祝日も対応など)サーバーを選びましょう。
例えばColorfulBox(カラフルボックス)ではサービスに関するお問い合わせについては24時間365日電話受付しています。
料金が比較的安いか
レンタルサーバーを選ぶうえで料金も大切です。
中には無料あるいは格安のサーバーもありますが、以下の8つの項目が不十分な場合があります。
- アクセスが集中してもサーバーが落ちないか
- ページの表示速度が早いか
- WordPressをかんたんに導入できるか
- セキュリティがしっかりしているか
- バックアップ機能がついているか
- 複数のサイトが運営できるか
- 独自ドメインも同時に取得可能か
- サポート体制が充実しているか
ブログで収益を上げたいと本気で考えているのならば、レンタルサーバーにはある程度のお金をかけましょう。
上記の8つがしっかりしているおすすめのレンタルサーバーの価格帯は月額500~1,000円程度です。
逆にもっと高いところはありますが、はじめのうちはオーバースペックなのでもったいないです。
おすすめのレンタルサーバー4つ
それではレンタルサーバーの選び方9つでお伝えした、
9つの項目を満たすおすすめのレンタルサーバー4つをご紹介します。
おすすめのレンタルサーバー4つの比較表
はじめにオススメのレンタルサーバー4つの比較表を以下に示します。
項目 | Xserver | ConoHa WING | mixhost | ColorfulBox |
---|---|---|---|---|
プラン名 | スタンダード | ベーシック | スタンダード | BOX2 |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メモリ/vCPU | 8GB/6コア | 8GB/6コア | 8GB/6コア | 8GB/6コア |
ディスク容量 | 300GB | 300GB | 無制限 | 300GB |
WordPress簡単導入機能 | ○ | ○ | ○ | ○ |
セキュリティ(無料独自SSL) | ○ | ○ | ○ | ○ |
バックアップ | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
複数サイト運営 | 可(無制限) | 可(無制限) | 可(無制限) | 可(無制限) |
ドメイン同時取得 | 可 | 可 | 可 | 可 |
サポート体制 | メール・電話 | メール・電話・チャット | メール | メール・電話・チャット・LINE |
月額料金 | 1,100円 | 1,089円 | 2,178円 | 1,166円 |
バックアップ機能は各サーバーとも過去14日間を復旧可能、月額料金は1年契約で通常価格の場合です。
大きな違いは月額料金とサポート体制ね。
詳しくは今から解説するよ。
Xserver(エックスサーバー)
2003年開設のレンタルサーバー老舗、Xserverは国内シェアNo.1です。
項目 | 内容 |
---|---|
転送量 | 無制限 |
メモリ/vCPU | 8GB/6コア |
ディスク容量(SSD) | 300GB |
WordPress簡単導入機能 | あり |
セキュリティ(無料独自SSL) | あり |
バックアップ機能 | 無料(過去14日間を復旧可) |
複数のサイト運営 | 可能(無制限) |
ドメイン同時取得 | 可能(1年以上の契約で特定のドメイン1個永久無料) |
サポート体制 | メール・電話 |
月額料金(1年契約の場合) | 1,100円 |
初期費用 | 3,300円(1年以上の契約で0円) |
Xserverの良い点、悪い点をまとめました。
Xserverドメインでは、1円からドメインの取得が可能です。
ConoHa WING(コノハウイング)
ConoHa WINGはGMOが手がける国内最速のレンタルサーバーです。
当ブログはConoHa WINGで運営しています。
項目 | 内容 |
---|---|
転送量 | 無制限 |
メモリ/vCPU | 8GB/6コア |
ディスク容量(SSD) | 300GB |
WordPress簡単導入機能 | あり |
セキュリティ(無料独自SSL) | あり |
バックアップ機能 | 無料(過去14日間を復旧可) |
複数のサイト運営 | 可能(無制限) |
ドメイン同時取得 | 可能(WINGパック契約で特定のドメイン2個永久無料) |
サポート体制 | メール・電話・チャット |
月額料金(1年契約の場合) | 1,089円(初回申し込み月は利用料金無料) |
初期費用 | 無料 |
ConoHa WINGの良い点、悪い点をまとめました。
有名ブロガーのヒトデさんもイチオシのサーバーです。
ConoHa WINGの詳細はConoHa WING(コノハウイング)のおすすめプランとメリット・デメリットを解説をご覧ください。
mixhost(ミックスホスト)
mixhostはアズポケット株式会社が提供している表示速度満足度No.1のレンタルサーバーです。
項目 | 内容 |
---|---|
転送量 | 無制限 |
メモリ/vCPU | 8GB/6コア |
ディスク容量(SSD) | 無制限 |
WordPress簡単導入機能 | あり |
セキュリティ(無料独自SSL) | あり |
バックアップ機能 | 無料(過去14日間を復旧可) |
複数のサイト運営 | 可能 |
ドメイン同時取得 | 可能(1年以上の契約で特定のドメイン1個永久無料) |
サポート体制 | メールのみ |
月額料金(1年契約の場合) | 1,650円 |
初期費用 | 無料(30日間の返金保証) |
mixhostの良い点、悪い点をまとめました。
ColorfulBox(カラフルボックス)
ColorfulBoxは最新技術を取り入れている高速なレンタルサーバーです。
項目 | 内容 |
---|---|
転送量 | 無制限 |
メモリ/vCPU | 8GB/6コア |
ディスク容量(SSD) | 300GB |
WordPress簡単導入機能 | あり |
セキュリティ(無料独自SSL) | あり |
バックアップ機能 | 無料(過去14日間を復旧可) |
複数のサイト運営 | 可能 |
ドメイン同時取得 | 可能 |
サポート体制 | メール・電話・チャット・LINEに対応 |
月額料金(1年契約の場合) | 1,166円(初回申し込み月は利用料金無料) |
初期費用 | 無料(30日間の無料お試し期間あり) |
ColorfulBoxの良い点、悪い点をまとめました。
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まとめ ー レンタルサーバーの選び方9つとおすすめのレンタルサーバー4つ
最後にまとめです。
レンタルサーバーを選ぶときのポイントは以下の9つです。
以上9つの条件を満たしているおすすめのレンタルサーバーは以下の4つです。
4つのレンタルサーバーはそれぞれ以下のような人におすすめです。
もしあなたが4つのなかで迷った場合は、ConoHa WINGを選んでおけば間違いありません。
理由は筆者が実際に利用してページの表示速度やセキュリティ性能、価格に非常に満足しており、自信を持ってオススメできるからです。
有名ブロガーのヒトデさんもイチオシのサーバーです。
詳しくはConoHa WING(コノハウイング)のおすすめプランとメリット・デメリットを解説をご覧ください。
XserverとConoHa WINGで迷っている人は、以下の記事を見れば解決しますよ。
mixhostとConoHa WINGで迷っている人は、以下の記事をご覧ください。
ColorfulBoxとConoHa WINGの比較は、以下の記事をご覧ください。