2022年3月のジュニアNISA運用成績をブログで公開します。
子どもは二人いて、運用期間は12か月目となります。
その他の運用成績は以下をご覧ください。
わが家の家族構成は以下のとおりです。
はじめに ー ジュニアNISAとは
2014年からスタートしたNISA(少額投資非課税制度)は、資産形成の促進や支援を図るために考え出されました。
NISAは20歳以上を対象としていますが、「未成年を対象としたNISA」がジュニアNISAです。
成人年齢の引き下げに伴い、2023年は0~17歳までが未成年者となりジュニアNISAの対象となります。
でも18歳まで引き出せないんでしょ?
昔はそうだったけど、今は違うよ。
ジュニアNISAは原則18歳まで引き出しできず使い勝手が悪いため利用者が少なく、2023年末で廃止されることになりました。
ところがジュニアNISAの廃止決定に伴い、2024年以降は年齢によらずいつでも引き出し可能となりました。
2023年末まであと2年弱しかありませんが、非課税枠を利用して終了後はお金を自由に引き出せるのであれば使わない手はありません。
最大で子どもひとりあたり160万円、まだ間に合います!
ただし、2024年以降ジュニアNISAでは新規購入ができません。
しかし2024年以降は当初の非課税期間(5年間)の満了を迎えても、継続管理勘定という非課税の勘定へ移管(ロールオーバー)することで18歳になるまで引き続き非課税で保有できます。
詳細については金融庁のジュニアNISAの概要をご覧ください。
ジュニアNISAの購入銘柄(商品)
運用している証券口座は子ども二人ともSBI証券です。
2021年4月から運用を開始しました。(運用期間12か月目)
息子のジュニアNISA口座
購入している銘柄(商品)は
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
1本のみです。
どうしてこの銘柄を選んだの?
世界経済は暴落を経験しながらも成長し続けているからだよ。以下に詳しく説明するね。
全世界株式(オール・カントリー)は日本を含む全世界の株の寄せ集めセットみたいなもので、これ1本で全世界に広く分散投資することができます。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の基準価額および純資産総額の推移をお示しします。
2020年のコロナショックで一時暴落していますが、全体的には右肩上がりで上昇しているのがお分かりいただけるかと思います。
15-20年という長期でみても株価は右肩上がりで上昇していることから、今後も世界経済は発展し株価は上昇すると見て全世界株式へ投資すると決めました。
娘のジュニアNISA口座
息子と同じく購入している銘柄(商品)は
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
1本のみです。
ジュニアNISAの設定金額と年間購入金額
ジュニアNISAの非課税枠で購入できる金額は、毎年1月から12月までの1年間で80万円までです。投資方法はつみたてNISAのように毎月積み立てる以外に、80万円の一括投資も可能です。
ジュニアNISAではクレジットカード決済を利用することはできません。
積立投資と一括投資どちらが良いのかについては、それぞれにメリット・デメリットがあります。詳しくは【買う前に待って!】投資信託は積立投資と一括投資どっちがいい?をご覧ください。
投資初心者は積立投資がオススメです。
なお「投資が初めてで怖い!」「毎月66,666円も積み立てられない!」という方も大丈夫です。
ジュニアNISAは毎月100円から積み立てることができます。はじめは少額から、慣れてきたり資金に余裕が出てきたら少しずつ増やしていきましょう!
ただし、余った非課税枠は翌年に持ち越すことはできません。
例えば1月から毎月1万円を積立すると年間計12万円となりますが、残った80-12=68万円の非課税枠は翌年には消滅します。翌年また新たに年間80万円の非課税枠が利用できるようになります。
息子のジュニアNISA口座
2022年1月からの設定金額と年間購入金額は以下のとおりです。
- 設定金額:毎月66,667円
- 年間購入金額:80万円(非課税枠満額)
毎月66,667円だと12月に4円オーバーしますが、SBI証券では「NISA枠ぎりぎり注文」を設定すれば80万円の非課税枠内に収まるよう調整してくれます。
娘のジュニアNISA口座
2022年1月からの設定金額と年間購入金額は以下のとおりです。
- 設定金額:毎月66,667円
- 年間購入金額:80万円(非課税枠満額)
息子とまったく同じ設定です。
ジュニアNISAの運用成績【2022年3月】
それではいよいよ2022年3月のジュニアNISAの運用成績です。
息子のジュニアNISA口座
- 買付銘柄:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- 評価額:974,979円
- 評価損益:-25,079円
- 損益率:-1.56%
- 取得金額:1,000,058円
- 保有期間:11か月
ジュニアNISAの開始から12か月目、初めて評価損益がマイナスとなりました。
つみたてNISAの運用成績をブログで公開【2022年3月】でお伝えしたとおりつみたてNISAもマイナスだったので、ダブルでマイナスという投資初心者にとってはかなりつらい結果になりました。
2021年12月からの推移です。
2021年12月 | 2022年1月 | 2022年2月 | 2022年3月 | |
評価損益 | +47,738円 | +56,153円 | +17,003円 | -25,079円 |
損益率 | +5.96% | +6.47% | +1.82% | -1.56% |
ロシアがウクライナへ侵攻したことによる、いわゆるウクライナショックの影響を受けています。
娘のジュニアNISA口座
- 買付銘柄:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- 評価額:974,979円
- 評価損益:-25,079円
- 損益率:-1.56%
- 取得金額:1,000,058円
- 保有期間:11か月
息子と同じ日に積み立てを開始したので、全く同じ結果となっています。
ジュニアNISAの運用成績まとめ
息子、娘の口座ともに100万58円買付(購入)して評価損益-25,079円(-1.56%)でした。
ふたり合わせると200万116円買って5万158円減った(-1.56%)ということになります。
教育資金を増やすつもりで始めたのに、増えるどころか減るという残念な結果になりました。
しかし戦争が終われば株価はまた上昇すると考えられ、冷静に積み立て続けたいと思います。
ジュニアNISAは2023年末で廃止されますが、今から開始でも遅くはありません。
むしろ株価が下がっている今が安く買えるチャンスと言えます。
SBI証券でのジュニアNISA口座の開設と入金方法、およびジュニアNISAの買い方については以下をご覧ください。
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