2021年12月のつみたてNISA運用成績をブログで公開します。
運用期間は筆者の口座が10か月目、妻の口座が1か月目となります。
その他の運用成績は以下にまとめています。
その他の運用成績
この記事でわかること
- つみたてNISAとは何か?
- 夫婦で積み立てている銘柄(商品)
- つみたてNISAの積立設定金額と年間購入金額
- つみたてNISAの運用成績(2022年1月時点)
つみたてNISAとは
超低金利のこのご時世、銀行にお金を預けても資産はほとんど増えません。
それどころかインフレ(物価が上昇しお金の価値は減る)により資産が減るリスクがあります。
また一時期、老後2,000万円問題が取り沙汰されたように、公的年金だけでは老後の生活が厳しくなる可能性もあります。
よって、老後の資産は自分で用意しなければならない時代となりました。
老後のための資産形成を後押ししてくれる制度のひとつが、つみたてNISAです。
つみたてNISAとは
少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。
購入できる金額は年間40万円まで、購入方法は累積投資契約に基づく買付けに限られており、非課税期間は20年間であるほか、購入可能な商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。(出典:金融庁)
通常、投資で得た利益には20.315%の税金が課せられますが、つみたてNISAは非課税です。
つみたてNISAは「これから投資を始めたい!」という初心者の方にオススメの制度です。
投資は元本割れする恐れがあります。リスクを十分ご理解の上でご利用ください。
つみたてNISAの購入銘柄(商品)
運用している証券会社は筆者、妻ともに楽天証券です。
筆者は2021年3月から運用開始、妻は2021年12月から運用開始しました。
筆者のつみたてNISA口座
筆者が購入している銘柄(商品)は
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
1本のみです。
全世界株式(オール・カントリー)は日本を含む全世界の株の寄せ集めセットみたいなもので、これ1本で全世界に広く分散投資することができます。
ポイント
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は投資初心者が購入する銘柄としてオススメな商品のひとつです。この商品をオススメする理由については【初心者向け】つみたてNISAのおすすめ商品をご覧ください。
【初心者向け】つみたてNISAのおすすめ商品
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妻のつみたてNISA口座
妻が購入している銘柄(商品)は
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
1本のみです。
S&P500とは
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している米国の代表的な株価指数の1つです。ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等に上場している企業から代表的な500銘柄を時価総額で加重平均し、指数化しています。(出典:いろはに投資)
全世界株式が全世界に広く分散投資する商品だったのに対して、米国株式(S&P500)はGoogleやApple、Facebookといった米国を代表する主要な大企業500社の株式を少しずつ買って分散投資するという商品です。
世界経済を牽引しているのは米国でありパフォーマンスも良いことから、S&P500は多くの投資家が投資している大人気の商品です。
筆者の妻も米国の引き続きの成長を期待して投資しています。
つみたてNISAの積立設定金額と年間購入金額
つみたてNISAで購入できる金額は、毎年1月から12月までの1年間で40万円までです。
年間40万円MAXで投資する場合、毎月の積立設定金額は33,333円となります。
「投資が初めてで怖い!」「毎月33,333円も積み立てられない!」という方も大丈夫です。
つみたてNISAは毎月100円から積み立てることができます。
はじめは少額から、慣れてきたり資金に余裕が出てきたら少しずつ増やしていきましょう!
ただし、余った非課税枠は翌年に持ち越すことはできません。
例えば1月から毎月1万円を積立すると年間計12万円となりますが、残った40-12=28万円の非課税枠は翌年には消滅します。翌年また新たに年間40万円の非課税枠が利用できるようになります。
筆者のつみたてNISA口座
2021年3月からつみたてNISAを始めたため、12月まで10か月間しかありません。
そこでつみたてNISAの非課税枠40万円MAXを利用するために毎月4万円×10か月間としました。
2022年からは毎月33,333円に設定しています。
妻のつみたてNISA口座
妻は2021年12月からつみたてNISAを始めたため、つみたてNISAの非課税枠40万円MAXを利用しようと思うと12月の1ヶ月で40万円使い切る必要があります。
はじめは筆者と同じく積立金額を4万円に設定していたのですが、残りの非課税枠36万円分が消失してしまうのはもったいないと考えて、思い切って40万円全額を設定しました。
12月初めと言えば、オミクロン株拡大の懸念でS&P500が株価を下げた時期だったわよね。
そうだね、怖かった。2022年からは毎月33,333円積み立てる予定だよ。
つみたてNISAの運用成績【2021年12月】
それではいよいよ2021年12月のつみたてNISAの運用成績です。
筆者のつみたてNISA口座
- 買付銘柄:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- 評価額:421,335円
- 評価損益:+21,335円
- 損益率:+5.33%
- 累計買付金額:400,000円
- 保有期間:9か月
上がり下がりしながらも、プラスを保てています。
妻のつみたてNISA口座
- 買付銘柄:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 評価額:398,700円
- 評価損益:-1,300円
- 損益率:-0.32%
- 累計買付金額:400,000円
- 保有期間:16日
12月中旬ごろまではプラスだったのですが、ついにマイナスに転じてしまいました。
やはりいきなり40万円一括投資は無謀だったのかも知れません。
つみたてNISAの運用成績まとめ
2021年12月時点での、筆者と妻それぞれのつみたてNISA運用成績をまとめると以下の表のとおりです。
名称 | 筆者 | 妻 |
---|---|---|
買付銘柄 | オール・カントリー(※1) | S&P500(※2) |
評価額 | 421,335円 | 398,700円 |
評価損益 | +21,335円 | -1,300円 |
損益率 | +5.33% | -0.32% |
累計買付金額 | 400,000円 | 400,000円 |
※1 オール・カントリー:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
※2 S&P500:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
まだ1年も経っていませんが、2年以上つみたてNISAを行って数十万円以上プラスになっている方々に比べると正直かなり少ないという印象を受けます。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の平均的な利回りは年利6%弱と言われていますが、あくまで過去の話であってこれからの未来はわかりません。
2022年初頭には米国の株価が大暴落するとも言われており、そうなると全世界株式も例外ではありません。
来年は投資初心者にとって厳しい1年になるかもしれませんが、売却や積立金額は減らさずに積み立て続けたいと思います。
おすすめ書籍
筆者がつみたてNISAを始めるきっかけとなった、両学長の本です。
お金にまつわる「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」5つの力を学べます。
投資を始めるなら厚切りジェイソン氏の本もおすすめです。
とてもわかりやすい内容で、長期分散投資の基礎知識を学べます。